KRYNAは根本的な音楽再生スタイルを変えるため
オーディオの根元を支えるベースボードの価値を見つめ直しました。
KRYNAのPalette Boardは従来のオーディオボードの枠を飛び超えた
新たなチューニングスタイルを手軽に実現させます。
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フラットに戻して3Dを蘇らせる
振動と戦うKRYNAは、オーディオ機器から発生する不要振動の解決に注力しています。
オーディオ機器はアンプなど電源を持つもの、莫大なエネルギーを発するスピーカーなど見えない振動に覆われたものばかり。
忠実な音楽再生にはまず、この隠れた振動が及ぼす音への”悪影響”を拭い去る必要があります。
オーディオ機器の設置面はいわば建造物の基礎ともいえる重要な場所であり、
外部からの影響を遮りしっかりと安定した土台としての役割が求められます。
しかし、オーディオにとっての土台とは、安定感だけでは不十分。
オーディオ内部から起こる不要振動を排除し、フラットな環境を整える働きが必要です。
KRYNAのPalette Boardはその二つの大切な役割をスマートにこなす画期的な道具として
KRYNAが研究を重ねて実証を獲た数々の振動対策を施し登場いたしました。
■その構造はシンプルながらも、効果は圧倒的で確実
一見、一枚のボードのように見えるPalette Board、実は2枚のボードから出来ています。
2枚のボードがまるで重箱の様に組み重なり、その内部には不要振動を排除するための
KRYNA独自の仕組みメカニックダイオードを持つインシュレーター”Cat”が納められています。
KRYNAが提唱するダイアモンドフォーメーション方式で配置された4つの"Cat"が
Palette Boardの天板が受けた機器から発生した振動をしっかり吸収。
振動の逆戻りを防ぐメカニックダイオード構造で不要振動の巡りをシャットアウトします。
また、振動の減衰を早く、ストレス無く実行させるため天然の高分子素材である”漆”による表面加工が施され、通常の塗装と違った天然素材ならではのナチュラルで色づけの少ない音場が生まれます。
■Palette Boardを構成する三大要素
1. メカニックダイオード構造内蔵の2層構造
Palette Boardは、2層構造のオーディオボードの内部にスパイク構造を内蔵した新しいタイプのボードです。
2層構造の上板では、ボードの上に乗せた機器から受けた振動をスパイクに集約させて逃がし、下板では、ボードの下側から伝わる不要振動をはね返し、上板に伝えない構造となっています。
これらの構造により、上から下への振動の一方通行となる「メカニックダイオード」の効果が実現されるのです。
2. ダイアモンド・フォーメーションによる新しい振動処理
スピーカースタンドStageに代表される振動処理の新方法式「ダイアモンド・フォーメーション」
を採用し、今までに無いレベルでの振動処理を可能にしています。
また、T-PROP(オプション:別売)を使用する事で、さらなるグレードアップが可能です。
3. “木+漆”のコンビネーションで、天然の振動対策を
Palette Boardでは、天然素材である“漆”に着目し、表面の仕上げおよび制振構造として使用しています。
数種類の“漆”を何度も何度も丁寧に塗り重ねられたPalette Boardは、異なる特性の層が幾重にも重なった多層構造になっています。
素材固有のキャラクターを打ち消す事で、音への色付けを抑えた振動対策が可能になるのです。
《漆は天然の高分子素材》
Palette Boardで採用されている“漆”は、植物から得られる天然の『高分子素材』です。
強いバネ性を持つ鎖状のポリマー構造によって、外部から受けた振動のエネルギーを熱エネルギーに変換し、振動を減衰させます。
振動しない素材を使用し、振動をシャットアウトするのではなく、『高分子素材』の力で振動を自然に減衰させる事が大切なのです。