一体型アンプの理想を追求した
「ワンボディセパレート」思想のネクストステージ
プリアンプとパワーアンプに
増幅帰還エンジン″LIFES” を搭載した
新フラグシップ・プリメインアンプ L-509Z誕生。
L-509Zは、2017年に発売されたプリメインアンプのフラグシップモデルL-509Xの心臓部=増幅回路ODNF※1を完全刷新。ステレオパワーアンプM-10X、プリメインアンプL-507Zに次いで、次世代のアンプ回路を担う高音質・増幅帰還エンジンとして開発された”LIFES※2”を、ディスクリート構成のプリアンプとパワーアンプの両回路に初めて同時搭載し、プリメインアンプとしてかつてない規模の増幅回路による高次元の音楽性を獲得しました。音量調節を司る電子制御の高音質アッテネーター機構LECUAは、新たに採用されたロータリーエンコーダーに独自開発の重量回転メカを組み合わせ、これまで以上にスムーズで精緻感のある音量調節を可能としたLECUA-EX※3へと進化しました。
機能面では、現代の音楽リスナーに必要とされるオーディオアンプとしての利便性をさらに充実させるため、音量を確認しやすい7セグメントLEDによるレベル表示や、オーディオソースのひとつとして完全に復活したアナログレコード再生をより本格的に楽しんでいただくための3段階ゲイン切り替え付きフォノアンプ回路、また、積極的に音質をコントロールしていただくために中音域専用ボリュームを増設した3バンドのトーンコントロール機能、グラウンド配線左右独立のΦ4.4oヘッドフォン出力端子の新設、さらに、他のオーディオ機器との電源連動を可能にするトリガー入出力端子、外部コントロール端子の装備など、音楽再生のさまざまな場面で有用となる仕様も万全です。
L-509Zは、2025年に創業100周年を迎えるラックスマンが、クオリティを一切妥協しない一体型アンプの究極形態である「ワンボディセパレート」の思想をさらに推し進めたフラグシップモデルです。力強く豊かな音楽性と1台で多機能をまかなうユーティリティ性を理想的なバランスで両立したプリメインアンプとして、この冬、満を持して登場いたします。
※1 ODNFは、1999年に初めて採用された増幅帰還回路
Only Distortion Negative Feedbackの略称です。
※2 LIFESは、次世代オーディオアンプ用の増幅帰還エンジンとして開発された Luxman
Integrated Feedback Engine Systemの略称です。
※3 LECUA-EXは、高音質の電子制御アッテネーターLuxman Electric Controlled
Ultimate Attenuator-Excellent eXperienceの略称です。
L-509Z 特長
■電気回路・機能
・ODNFに代わるラックスマン独自の新・増幅帰還エンジンLIFES
1.0をプリアンプとパワーアンプのそれぞれに搭載
・3段ダーリントン4パラレル・プッシュプル構成によるハイパワー240W×2(4Ω)の定格出力
・電子制御アッテネーターLECUAを重量感のあるロータリーメカと組み合わせ88ステップの高精細な音量調節を実現したLECUA-EX
・EI型600VAの高レギュレーション電源トランスと大容量コンデンサー(10,000μF×8本)を組み合わせたハイイナーシャ(高慣性)電源
・アンプ回路等の主要なオーディオ基板にはトップグレードモデルのみに採用するピールコートPCBを使用しレジストによる誘電効果を排除
・ハイグレードなアナログレコード再生を楽しめるMM/MC(2段階ゲイン)対応の新開発フォノイコライザーアンプ回路
・ボーカル帯域の音質調節を可能とするMIDDLEを増設した3バンド・トーンコントロール機能(BASS/MIDDLE/TREBLE)
・パワーアンプを追加したバイアンプ構成やAVシステムとの共存も可能にするプリパワー分離(セパレート)機能(プリ出力は2系統装備)
・音量ノブを操作せず一時的に音量を抑えるために本体に新設されたミュートボタン(リモコンでも操作可能)
・優れたスピーカードライバビリティをサポートする低抵抗値の大型スピーカーリレー(パラレル構成)とスピーカー端子へのダイレクト配線
・伝送される音声信号を最適最短のルートで構成するビーライン・コンストラクションとスムーズな電流伝送を実現するラウンドパターン配線基板
・各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理で自然な信号伝送を実現する独自のOFCワイヤーによる内部配線
■デザイン・外装
・高応答特性のメーターユニットを採用した白色LED照明付き針式アナログメーター
・M-10Xと同様のデザインを採用した精細な切削ベンチレーション孔を設けたヘアライントップパネル
・大型メーターの中心に配置された視認性に優れる音量レベル表示用7セグメントLED
■機構・付属装置
・銅と同等の導電率と真鍮に匹敵する硬度を併せ持つカッパーアロイ製RCA入力端子(LINE-1,2)
・大型のプラグを装着した高音質ケーブルにも対応する18mmピッチのRCA入出力端子(LINE-1,2のみ20mmピッチ)
・極太のケーブルも装着しやすくYラグやバナナ端子にも対応したインライン(LR同一特性)レイアウトのスピーカー端子(A,B2系統)
・Φ6.3mmの標準端子に加えLRセパレーションを大きく改善するグラウンド配線左右独立のΦ4.4o端子を新設したヘッドフォン出力
・装着方向を変更し端子全体でケーブル重量をサポート可能とした金メッキ仕上げのACインレット
・微小レベルのデリケートな音楽信号を不要な振動から守る大型のグラデーション鋳鉄製レッグ
・対応する機器間のリモコン信号を連携し将来的に他の無線装置によるリモート操作にも対応を拡張するコントロール入出力端子の新設
・対応する機器間の電源連動を可能とする新たなトリガー入出力端子の装備(3.5mmモノラルジャック/デイジーチェーンも可能)
・CDプレーヤーの操作も可能なアルミ製高級リモコンRA-17A(1996年以降に発売された主なラックスマン製CD(SACD)プレーヤーに対応)
・ノンツイスト構造の3.5mm2高純度OFC線と金メッキ仕上げのプラグを採用した電源ケーブルJPA-15000(極性マーク付き)
●定格出力
120W+120W(8Ω)、240W+240W(4Ω)
●入力、セパレート入出力 ライン4系統、フォノ1系統(MM/MC-H/MC-L切替)、バランス・ライン2系統、セパレート入力1系統/出力2系統
●スピーカー出力 A、B2系統(AB同時出力可能)
●音量調節 LECUA-EX
●増幅回路、出力構成 LIFES 1.0、バイポーラ・4パラレル・プッシュプル
●入力感度/入力インピーダンス PHONO:(MM)2.5mV / 47kΩ、(MC-H)
0.3mV / 100Ω、(MC-L) 0.1mV / 40Ω、LINE: 180mV
/ 47kΩ
●全高調波歪率 0.006%以下(1kHz/8Ω)、0.06%以下(20Hz〜20kHz/8Ω)
●S/N比、周波数特性 LINE: 106dB以上、20Hz〜150kHz(+0、-3.0dB)
●付属装置 [フロントパネル部] 電源スイッチ、入力セレクター、音量ボリューム、ヘッドフォンジャック(Φ6.3/Φ4.4mm)、スピーカーセレクター(OFF/A/B/A+B)、トーンコントロール(BASS/MIDDLE/TREBLE)、LRバランス、LRメーター、音量レベルLED、セパレート、カートリッジ(MM/MC-H/MC-L)、ラインストレート、ミュート、リモコン受光部
[リモコンでのみ操作可] サブソニック、モノラル、ラウドネス、メーター
[リアパネル部] 入出力端子、グラウンド端子、バランス位相切替、トリガー端子、コントロール端子、ACインレット
●消費電力 370W(電気用品安全法)、130W(無入力時)、0.4W(スタンバイ時)
最大外形寸法、質量 440(W)×193(H)×463(前面ノブ20、背面端子37含む)(D)mm、29.4kg(本体)
●付属品 リモコン(RA-17A)、電源ケーブル(JPA-15000: 極性マーク付)
※本製品にはラインケーブル類は付属しておりません。別途お買い求めください。
サウンドソナタは、ラックスマン株式会社と正規取扱店契約の
「ラックスマン・オーソライズド・ディーラー」です。
ご安心頂きまして、お買い求めいただけます。
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